本を読んでいたら、なんとなく詩を書きたい気がしたので、書いてみた。
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君のいない部屋 ~1月31日編~
一月三十一日 朝の六時四十五分
今日も君がいない一日が始まる
カーテンを開けると
生まれたばかりの太陽の光が部屋に差し込んでくる
外では小鳥たちが鳴いている声が聞こえる
朝日を浴びながら伸びをする
そして大きく息を吸う
肺の中まで新鮮な空気に満たされる感覚がある
私はいつもこの瞬間が好きだ
ベッドから起き上がり顔を洗って歯磨きをして
髪をとかしてから朝食の準備を始める
ご飯とみそ汁を作って卵焼きを作る
料理をしている間はテレビをつけない主義なので
キッチンにはフライパンを動かす音だけが響く
ソファに深く腰かけて背筋を伸ばす
食べ終わった食器はひと組だけだ
今日も君がいない一日が始まる
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…シリーズものになるのかもしれない。
だってこれは1月31日編だから。
また思いついたら書こうっと。
アサヒ